スーパーで納豆を買うと、ほとんどの場合タレがついてきますよね。
味がついていて、納豆にかけるととってもおいしいのですが、タレに入っている添加物に注目されたことってありますか?
実は多くのたれに『果糖ぶどう糖液糖』という添加物が入っているのですが、体に吸収されるスピードが非常に早く、血管を傷つけてしまうため、体にも美容にも悪影響を与えるらしいのです…
健康のためと、せっせと納豆を食してきて30年以上。なんの疑いもなくこの甘くておいしいタレを使っていただけに、この事実を知った時のショックと言ったら…
納豆自体はとても体に良い食べ物なのに、何も知らずにかけていたタレによって健康が阻害されてしまうなんて、なんだかぞっとするし、とってももったいない話ですよね(涙)
そこで今日は、納豆のタレの代わりになるものと、その作り方をご紹介していこうと思います。
手作り調味料は材料を自分で選べるのが大きなメリット!安全かつ家族が好きな味わいの材料を使って作る調味料は、納豆のタレとしてだけでなく、普段の食卓に豊かさを加えてくれること間違いなし!
簡単に取り入れられそうなものから挑戦してみてくださいね(^^)
参考:手作り納豆の記事もおすすめです。タレとパックごみを削減できます☆
納豆のたれの代わりになるもの①だし醤油
『だし醤油』と聞くと、新しく買わなきゃいけないの?という気持ちになるかもしれませんが、家に鰹節とだし昆布があれば簡単に作ることができます。醤油だけだとうまみが足りない感じになりますが、鰹節や昆布を入れるとうまみがぐんと増えますよ!
小さめの瓶にカットしただし昆布と鰹節を入れて、そこに醤油を注ぐだけ(^^)とっても簡単&シンプルですよね。
納豆にかけるときは、瓶からスプーンで取り出してかけます。この時、鰹節を一緒に入れると、無駄がなくて良いです。
醤油の種類によって濃さがかなり変わるので、少しずつかけて味を調えることをおすすめします。
手作りだし醤油がきれてた!という時は、鰹節と醤油を納豆に直接混ぜるのも手です。だし醤油のうまみには届きませんが、醤油だけで食べるよりも断然おいしいですよ。
なお、だし醤油として一般的に販売されているものもありますが、それ自体にも添加物が入っていることがあるので、原材料をしっかり確認して購入してくださいね。
納豆のたれの代わりになるもの②塩こうじ
発酵食品である納豆に、発酵食品である塩こうじ(あるいは甘酒に塩を混ぜたもの)を入れるという、いかにも体に良さそうな組み合わせ!
こうじ(糀あるいは麴)には食材のうまみを引き出す力があるので、だしが入っていなくても、塩こうじだけで優しくてうまみのある納豆を楽しめますよ。
塩こうじの作り方
塩こうじはこうじ・塩・お湯があれば作ることができます。
時々混ぜながら何日間かかけて作る塩こうじのレシピや、炊飯器を使って作るレシピもありますが、おすすめは水筒あるいは保温ジャーを使って1晩で作る方法!電力も使わず、エコです。
STEP①水筒または保温ジャーにお湯を入れて温める
STEP②鍋に65度のお湯(200㏄)・ほぐした生こうじ(200g)・塩(60g)を入れ、60度弱に温める
STEP③水筒または保温ジャーのお湯を捨てて、STEP②で作ったものを入れる。
STEP④水筒または保温ジャーのふたを閉めて半日~一晩おいておく
熟成中に電力を使わないのでとってもエコなつくり方!出来上がったものは保存瓶に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
生こうじの入手先・保存
こうじは乾燥こうじと生こうじがあって、乾燥こうじは日持ちするので保管しておきやすいです。ただ、やはり生こうじの方がおいしく仕上がります。
近くのスーパーで生こうじが手に入りにくい場合は、お味噌屋さんで取り扱っている可能性が高いので、チェックしてみると良いですよ◎
もし見つけられない場合はネットで購入可能です。私はおたまやという山形県にある味噌・こうじ・甘酒製造所が販売されているこうじを買っているのですが、こちらの米こうじはとても使いやすく、おいしい甘酒・塩こうじができるのでリピートさせていただいています。
|
味も良く、リーズナブルなお値段なのが嬉しい!
『でも1㎏も使い切れるかな…』と心配されている方に朗報!こうじは冷凍保存できます(^^)すぐに使わない分は冷凍庫に入れて保存し、3か月を目安に使い切りましょう。
なおおたまやで取り扱っているこうじは上記のほかにもいくつかあります。みそ作り用の大豆(種類も豊富!)や酒粕なども取り扱っているので、サイトを見てるだけでも楽しいですよ~!
乾燥こうじの入手先
なお、生こうじ・乾燥こうじのこだわりがなければ、乾燥こうじは一般的なスーパーでも取り扱っているので入手しやすいです。アマゾンでも購入できますよ~(^^)
私はこちらの乾燥こうじを使って甘酒や塩こうじを作ったことがありますが、問題なく作れました(ただ、生こうじの方がやはりおいしい!)。
乾燥こうじを使って作る場合、そのまま使うこともできいますが、ひと手間かけて生こうじの状態に戻して使うと、生こうじで作ったものの味わいに近づけることができます。
乾燥こうじの戻し方
ボウルに入れた乾燥糀100gに対して50~60度のお湯40㏄をかけて混ぜる。
ラップをして、20分置きにかき混ぜながら1~2時間置く。
【参考】こうじの使い道の1つとして、甘酒もおすすめす!ofukuwake-life.hatenablog.com
納豆のたれの代わりになるもの③ポン酢
さっぱりと納豆をいただきたい時はポン酢がおすすめ!
ポン酢もだし醤油同様、簡単に手作りできますよ(^^) ゆずやすだちが手に入る時期に、お好みの醤油とお酢を使って手作りすれば、冷蔵庫で1年は保存できます。
ポン酢の作り方
作り方は、清潔な容器にゆずなどを絞って採った果汁:酢:醤油を1:4:5の割合で混ぜるだけ。
昆布だしやみりんを追加するレシピもあるのですが、面倒なので、私はいつもこのレシピ!
【関連記事】
納豆のタレ以外の使い道
ポン酢は納豆のタレとしてだけではなく、鍋や湯豆腐、冷ややっこにはもちろん、焼き魚にかけて食べるのもおいしい!食卓を豊かにしてくれる調味料です(^^)
ポン酢を購入する場合の注意点と商品のご紹介
ちなみに市販のポン酢でも良いですが、原材料を見ると果糖ぶどう糖液糖が入っていることがあります...購入する場合は原材料をしっかりと確認して購入しましょう。
例えばこれ!果糖ぶどう糖液糖が入っていない上に消費しやすい量なのが嬉しい...!
納豆のたれの代わりになるもの④すし酢
子供も食べやすい、まろやかな甘さを加えてくれるのがすし酢。酸っぱいのが苦手な子供でもすし酢は食しやすいようで、酢の物が苦手な我が子も、納豆×すし酢は好んで食べています。
すし酢も家にある調味料を使って、とっても簡単に作ることができますよ~!
すし酢の作り方
すし酢も家にあるもので簡単に作れます!
作り方は、清潔な容器に酢(米酢または穀物酢がおすすめ)180ml・砂糖40g・塩15gを入れて、溶かし混ぜるだけ。
すし酢の使い道
多めに作って置いておけば、家でちらし寿司や手巻き寿司を作る時にもそのまま使えてとっても便利ですよ~!
我が家は酢の物を作る時にもこのすし酢を使っています。塩揉みしたキュウリや味付けのないもずくにすし酢と一緒にお雑魚を入れるとだしも一緒に出て手軽&健康的&おいしいの三拍子です(^^)
すし酢を購入する際の注意点と商品のご紹介
ポン酢と同様、市販のすし酢の中にも果糖ぶどう糖液糖が原材料に入っていることがあります...購入する場合は原材料をしっかりと確認して購入しましょう。
例えばこれ!果糖ぶどう糖液糖が入っていない上に消費しやすい量なのが嬉しい...!
ちなみにこちら、先ほど紹介したポン酢と同じ内堀醸造の商品!内堀醸造はお酢のメーカーで、黒酢やバルサミコ酢、フルーツビネガーなどの取り扱いもありますよ。
納豆のたれの代わりになるもの⑤かつお節+醤油
これは楽すぎる…!納豆にかつお節をかけて、その上から醤油をかけるだけ、といいうもの。もはやタレではないかもしれませんが(笑)
納豆パックについてくるタレの代わりに醤油を使った際、あまりおいしく感じなくて。
実はこれ、うま味が足りていなかったんですよね。
通常納豆のタレとして使うものには昆布や鰹の出汁が入っていて、それによっておいしくなっている部分が大きいのでしょう。
常備している出汁醤油があればそれを使えばいいのですが、なかったらかつお節を納豆に載せて、その上から醤油をかける、という大胆な食べ方でもとってもおいしくいただけます☆
出汁醤油作るの面倒な人、調味料増えるの嫌な人、是非この食べ方、試してみてくださいね(^^)
納豆のタレのレパートリーを増やして健康的で豊かな食卓を実現しよう
納豆はタレとして使うものによって、味わいやテクスチャーが変わって面白い!付属のタレを使うよりも健康的だし、是非試してみてくださいね!
また納豆のタレの代用品としてシェアできるものがあったら追記します☆
関連記事:納豆作りようにヨーグルトメーカーを購入しました!
関連記事:ヨーグルトメーカーでよりおいしい納豆を作るコツを紹介しています!
関連記事:忙しい朝の食事にもおすすめ☆めかぶ納豆ごはんを紹介しています!