オール電化の我が家が冬の電気代を前月比約7,000円節約した方法～1日ひと手間で無理なく節電！

トイレの照明の自動点灯に慣れ過ぎて、私も家族も、スイッチ式照明のトイレの電気をやたらつけっぱなす今日この頃。この電気代高騰の時代に…いけませんよね(涙)慣れって怖い。

さて、最近専ら話題になっている『電気代の高騰』ですが、皆さん、どんな対策をされていますか？

私たちは昨年冬に引っ越しまして、住まいが大きくなったことやオール電化になったことも相まって、相当な電気料金の値上げになるのだろうと覚悟していました。

冬って気温が低くなるから、空調やら湯沸かしやらに、ものすごく電力を使いますものね…かといって冷めたお湯では体も温まらないし、寒すぎる室内は心にも体にもストレスです。

今日はオール電化の我が家が不輸の電気代を前月比7,000円節約した方法をご紹介します。

とっても簡単＆無理のない方法なのですが、契約されている電気会社やプラン、導入されている設備によっても差があるかと思います。あくまでも一つの事例としてお読みいただければ幸いです(^^)

我が家が冬の電気代を前月比約7,000円節約した方法

早速ですが、我が家が電気代を前月比約7,000円節約した方法をお伝えします。具体的には2月支払い分（つまり1月～2月中旬までに使用した分）と3月支払い分（つまり2月～3月中旬までに使用した分）を比較しています。

それは、エコキュートの沸き増しを『毎日』から『一日おき』に変える、という方法です。

我が家のエコキュートの沸き増し状況はどうだったか、というと、夜中の1:00～5:00くらいの間に、深夜電力を使って沸き増しをしていました。

深夜電力だし、仮に太陽光を使うとしても、冬場はそんなに発電しないので、足りない分を一番高い日中電力で補う形になります。少しだけならまだしも、日中も冷蔵庫や加湿器など、電気は使っていることを考えると、冬場の太陽光での沸き増しはリスキーなので、ここについてはよかったのです。

問題は沸き増しの頻度。

私たちが一日に使用するお湯の量がタンク容量の20%~30%程度だったのですね。であれば、毎日沸き増ししなくてもよいのでは？と思って、思い切って炊き増しを1日おきにしてみたのです。

※設定方法は機種によって異なりますが、給湯器の沸き増し設定画面で行います。

沸き増しを1日おきにした時の電力消費とお湯の温度

1日おきの沸き増しにすると、タンク容量60%分を一気に沸き増しすることになるので、その分電力もたくさん必要なのでは？と思ったのですが、1日おきの沸き増しにしたからと言って電力消費が倍になるわけではなかったんですね。

こちら、毎日沸き増ししていた時の電力消費グラフです。

さらにこちら、一日おきに沸き増しした時の電力消費のグラフです。

沸き増す量が倍になるのだから、『沸き増ししている日(2日分)』のグラフが3.0KWhを大幅に超えて、4.0KWhくらいになると想定していたのですが、毎日沸き増しをした時とほとんど変わらないことが分かりますよね。

ちなみに毎日沸き増ししないと、お風呂の温度が下がるんじゃないの？と心配していたのですが、真冬の寒い時期なのにそんなことは全くなく、沸き増ししていない日も沸き増しした日と同じ温度でお風呂を楽しめました。

太陽光を使ってさらに電気代節約

我が家は太陽光を設置しており、天気が良ければ日中発電してくれます。冬の寒い時期についても、10:00～14:00頃は割と発電してくれていることが多いのですが、1月・2月は日照時間が短かったり、しっかり晴れる日が少なかったりして、太陽光で発電した電力で沸き増しに必要な電力を賄うことができませんでした。

3月に入って、日が長くなり、また晴れる日が増えて、日によっては太陽光で沸き増しできることも増えてきました。

最近は売電価格がかつてよりも低くなっているので、自家発電した分は自家消費したほうがメリットが大きいと感じています。ソーラーパネルを乗せておられる方は、太陽光を使った沸き増しも試してみてはいかがでしょうか。