今日は久々に、子供の英語学習に関する記事です(^^)
前回の子供の英語学習に関する記事はこちら!
英語でもなんでもそうですが、知識の定着に重要なのが『楽しむ』ということ。何度も読んだり口に出したりしながら脳にインプットしていくものが、『楽しい!』と思えるだけで定着がうんと良くなるそうです。楽しいと思えたら、もっとやりたくなって、次も前向きな明るい気持ちで取り組める、という点も嬉しいですよね。
『楽しい』という感情が脳に与える影響を知ってから、子供の英語教育において私はいかに子供たちが楽しく学べるか、ということを重視しています。もちろん、お金をいただいて教えるわけなので、いかにもお勉強、という感じのことも挟みますが、それでも少しでも楽しめる要素を組み込むようにしています。
英単語を覚えてきたら英文に触れる
言語を学習する上で絶対的に必要なのが英単語学習。文を構成するのは単語なので、当然、たくさんの単語を知るほどに文を理解する力も、表現する力もついてくることになります。
では英文はどのようにして学習していくのが楽しい方法なのでしょう?
教科書に出てくるような、Hi! How are you? I'm fine. のような決まったやり取りで学ぶのも1つの方法ではあると思うのですが、子供たちはあまり面白みを感じないようです。
英語でやり取りができたら楽しいかな~と思って、上記のようなやり取りを学んでから、実際にお互いにやり取りをする、ということも試みたことはありますが、あまりワクワクしている感じがないんですよね~
子供たちがワクワクすることってなんだろう?と観察してみると、やはりゲームなのです。アプリやテレビゲームなど、電子機器を使うものは言うまでもなく大好きだと思いますが、そうでなくても、カードゲームとかボードゲームとか、子供たちは大好きなんですよね。
そこで今日は、単語力とリスニング力を養いながら英文に触れられるゲームをご紹介します。
単語力もリスニング力も養うスリーヒントクイズ
英語習得レベルが高くなくてもできるゲームのひとつが、スリーヒントクイズ。3つのヒントを聞いて、それが何のことを説明しているのかを当てるゲームです。
例えば
I am an animal.
I am tall.
I have a long neck.
というヒントであればgiraffe(キリン)が答え、ということになります。
当たったらポイントが付くようにすると盛り上がって、より楽しいです◎
スリーヒントクイズを楽しむためのポイント
ポイント①子供のレベルに合った単語を使う
子供のレベルに合った単語を使わないと、ゲームが難しすぎて楽しめません(涙)。私も経験がありますが、問題出す側としても、なんだか切ない時間を過ごすことになります(^^;;
子供のレベルに合った単語を使用し、可能だったら、クイズを出す前に復習できるといいですね!カルタなどのゲームをしながら復習できると、楽しみながら復習できるのでおすすめです。
難しい単語が入っていることもあるので、取捨選択やアレンジが必要ですが、問題を作る際、このような動画が参考になります。一から問題を考えるのが大変~…と思ったら、他の方のお知恵を拝借すると、問題作りが進みやすいです(^^)
ポイント②一般的なものの中から子供たちが知っているものを題材にする
あまり一般的なものではなかったり、そもそも子供たちが見たり触れたりしないものだと、正解にたどり着くのが難しいです。
楽しみながら英文に触れることが目的なので、小さな子供が母語を身に付ける時に学ぶような単語を題材にするとよいです。
ポイント③一題一題お決まりの表現を入れる
お決まりの表現を入れることで、ゲームにリズムができて、子供たちがなじみやすくなります。このゲームの場合、
Who/What am I?
I am ~.
という表現は、どの問題にも共通して入れることができますね(^^)
また、繰り返し同じ単語を入れると、単語学習の面で効果的です。先ほどのキリンを題材にした問題であれば、longやtallという単語が出てきましたので、それらが使える問題をもう一題ずつ作ると、記憶が新しいうちにもう一度その単語に触れることができます。そうすれば子供たちが正解できる可能性も高くなるので、やる気もアップします(^^)
ポイント④レベルに合ったスピードで出題する
英語は日本語と違って、文になった時に単語と単語がくっついて発音されたりしますよね。くっついてしまうと、知っている単語も全く知らない単語と化してしまうので、子供たちに出題する際は注意が必要。もちろん、自然な英語の流れに慣れることも必要なのですが、楽しく英文に触れることがこのゲームの目的です。一つ一つの単語がきちんと聞き取れるようなスピードで出題しましょう。
英語を楽しく学習できる工夫を
『勉強』というと、前向きな気持ちになれない子供たちが多いのではないかな、と思います。うちの子供たちもやはりそうで、『勉強』とか『宿題』というワードが入ってくるとなんだか嫌そう(笑)
なので、私が我が子に英語を教える時は、『英語しよう!』とか、『〇〇のゲーム(英語のゲーム)しよう!』と言って誘っています。時には、子供たちのほうから誘ってくれることもあって、その時は『楽しんでるんだな、しめしめ・・・』と思っています(笑)
子供から『やりたい!』という気持ちになってくれたらこっちのものですよね(^^)だから、楽しいゲームやアクティビティのレパートリーを増やしていきたいと思っています。スリーヒントクイズも、その中のひとつになってほしいと思って、子供たちが遊びやすいように、日々工夫を重ねています。
スリーヒントクイズは、問題さえあれば、広いスペースがいらないどころか、移動中の車の中でさえできてしまいます。レストランで食事が運ばれてくるまでの間にもできます…!必要なのは、楽しめる問題をたくさん作って、それを以て楽しい雰囲気の中で子供たちと一緒に遊ぶこと!
ぜひご家庭での英語教育に取り入れてみてくださいね(^^)
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