全粒小麦クラッカー+酒粕バターの虜になってしまった今日この頃。
酒粕+ドライフルーツ+ナッツが入っているだけで、罪悪感がないどころか、健康的なことをしているかのような気持ちになってしまう酒粕マジック。
酒粕をいろいろなものに使いたい想いに拍車がかかります。
今回作った酒粕レーズンパウンドケーキと前回作った酒粕パウンドケーキの違い~材料~
さて、以前作った酒粕レーズンを使ってパウンドケーキを焼いてみたのでご報告。
レシピは前回焼いた、酒粕パウンドケーキのレシピと同じ、ORGANIC PRESSさんのレシピ。
日本酒が香るしっとりパウンドケーキ「酒粕パウンド」 – 【Organic Recipe|オーガニックレシピ】
酒粕パウンドケーキは酒粕を使って焼いたのに対し、酒粕レーズンパウンドケーキは酒粕ペースをを使って作った酒粕レーズンを入れて焼いたものなので、材料的なところで言うと固形分・水分量・アルコール分が増える、というところが大きな違い。
酒粕レーズンは酒粕とレーズンをほぼ半々で作っているので、酒粕の分量は、大胆にレシピの倍にして作ってみました。
今回作った酒粕レーズンパウンドケーキと前回作った酒粕パウンドケーキの違い~作り方~
パウンドケーキに酒粕を入れる場合、粉類を入れる前、できればバターを練った次のステップで混ぜ込むのが均等に混ぜこむのがコツ。なので、酒粕レーズンも練ったバターに混ぜ込む形で投入しました。
つまり、レーズンも一緒に投入したということ。これがとっても心配だったポイント。
パウンドケーキにドライフルーツなど大き目の材料を入れる場合、本来であれば焼く直前に生地に混ぜ込むもの。こんな早い段階で入れたら、レーズンがハンドミキサーでつぶれて、粒々になってしまうのでは…と心配だったのです。
実際にやってみると、多少小さくなってしまったものや粒々になったものはあったものの、気になるレベルではありませんでした。ホッ。
今回作った酒粕レーズンパウンドケーキと前回作った酒粕パウンドケーキの違い~仕上がり~
前述したとおり、酒粕パウンドケーキの時に使った酒粕よりもアルコール感の強い酒粕ペーストをベースに作ったので、子供たちの評判が気になるところでしたが、とっても美味しそうに食べていました。ラムレーズン製品が大好きな夫に至ってはかなり気に入っていました。
酒粕パウンドケーキに比べると、カットした時に崩れやすいように感じました。酒粕:レーズン=1:1の酒粕レーズンを投入しているにしろ、倍量はやりすぎだったのかも。酒粕ペーストの水分もあるしね…
そして写真を見てもわかる通り、ちょっとボソボソっとした感じになったのも気になります。もちろん、1,2日なじませてから食べたほうがおいしいものを、焼いてすぐに切っているのだから仕方ないのかもしれませんが(^^;; 酒粕パウンドも同じ食べ方したけど、あっちのほうがボソボソ感は少なかったな~と思います。
しかしお味はおいしかった!酒粕パウンドに比べるとやはりアルコール感があって、大人っぽい風味。とはいえ子供たちも完食。子供もおいしく食べられるくらいのアルコール感です。
パウンドケーキに酒粕を入れたときにおこる不思議なこと
酒粕を使ったパウンドケーキを2回焼きましたが、2回とも不思議なことがありました。
それは、酒粕パウンドケーキにしろ酒粕レーズンパウンドケーキにしろ、卵を投入した時に生地が分離しにくい、というか分離しない、ということ。
私の腕もあると思うのですが、普通のパウンドケーキを焼くとき、卵をレシピより数回を増やしてちょっとずつ入れても、『早く粉の力を借りたい!!』と不安にならない時がないくらい分離してしまいます…
でも、酒粕が入っていると、それがない。あの不安感がひとかけらも押し寄せないのだからホント不思議。
酒粕レーズンパウンドケーキ、次回への野望
酒粕バター同様、酒粕が入っているというだけで体にいいことしているような気持になる酒粕パウンドケーキ&酒粕レーズンパウンドケーキ。
しかし、今回の酒粕レーズンパウンドケーキは改善の余地あり、という感じ。次回焼くときは、
①酒粕レーズンに酒粕を加えて水分量を減らす
②酒粕レーズンを酒粕とレーズンに分けて、それぞれベストなタイミングで投入する
③焼きあがったら1日置く(誘惑に負けない!)
このプランでやってみよう!なんでも試して、楽しもう!