我が家は畑で野菜を育てています。
この家に引っ越ししてくる前は、自宅から少し離れたところに畑を借りて育てていたのですが、今は家の敷地内にスペースがある、ということでずいぶん楽になりました(^^)
この家に引っ越して、春になり、以前からあこがれていたしょうがの栽培に挑戦し、先日収穫しました♪
しょうがを収穫するまで
実は前の畑でしょうがに挑戦したことはあったのですが、全然実らなくて(^^;;
我が家は何かと料理にしょうがを使うこともあり、いつか再挑戦したいな~と思っていたのです。
春に植えたしょうがだったのですが、全然芽が出ず…てっきり腐ってしまったと思っていました。
しかし!夏に雑草だらけになったところを整理していたところ、しょうがの芽が出ていたのです。
で、そのまましばらく放置して、写真のようなしょうがが収穫できた、というわけです。
しょうがの好む環境
あまりしょうがについて調べず、『収穫したい!』という想いだけで植え付けたのですが、実はしょうが、高温多湿の環境を好む野菜だそうです。
実は引っ越し前に借りていた畑はとても日当たりの良い土地かつ、土もとても良いものだったのですが、非常に水はけがよく、自宅から離れていたこともあって、水やりが足りなかったのだろうと今になって思います。
それに対して現在の畑は日当たりは良好ですが、土がやや粘土質で水はけが結構悪いのです。そんなに水やりをしなくても、保湿されていたのが良かったのでしょう。
また、しょうがはある程度成長するまでは遮光が必要ですが、葉がしっかりとしてきたころからは、たっぷり日光を当ててあげることがポイントだとのこと。
おそらく遮光が必要な頃はしっかりと雑草たちで遮光されており、ちょうど日光が必要な頃に、私たちの草刈りが入ったのだろうと思います。
めっちゃラッキー!
しょうがの使い道
途中諦めていたしょうがでしたが、思いのほかたくさん収穫できたので、一部はおすそ分けし、残りはこんな感じで使ってみました。
①紅しょうが
普段は新生姜を買ってきて作っていますが、今回は自分で育て(ほったらかしでしたが(笑))、収穫したもので作る、ということでこの上なく心が躍りました…!
工程としては、
洗う⇒薄く切る⇒塩もみして置いておく
⇒しぼって乾かす⇒梅酢に漬ける
という感じ。
工程数を見るとちょっと面倒だな~と思うかもしれませんが、各工程省エネモードで行える上、一度作ったら冷蔵庫で結構長く保存できるのでおすすめですよ(^^)
添加物も一切なしなので、それも嬉しいポイントです。
ちなみに私はいつも、こちらのレシピで作っています。
手作りの紅しょうがのレシピ/作り方:白ごはん.com (sirogohan.com)
②クラフトジンジャーエールシロップ
しょうが栽培の嬉しいところは種しょうがも食すことができる、ということ!
新生姜に加えて繊維質が多いので、こちらはクラフトジンジャーエールシロップに変身させることにしました。
気まぐれですが、スパイスカレーやチャイ、クラフトコーラを作ることがあるので、その時用にいろいろなスパイスを持っています。
たまたまクラフトジンジャーエールシロップに使用するスパイスもすべてそろっていたので、さらっと作ることができました。
使用したスパイス類は
シナモンスティック
カルダモンシード
クローブ(ホール)
ブラックペッパー
です。これらプラスしょうがと砂糖で作りました。
ちなみにクラフトジンジャーエールもいろいろなレシピがありますが、今回私が使ったレシピはこちらです。
自家製ジンジャーエールをつくろう。クラフトジンジャーエールは無添加・保存料不使用。 | ブログ | サンタローサ公式オンラインストア (santarosa.jp)
こちら、生しょうがを使ったレシピと、乾燥しょうが(ジンジャーチップス)を使ったレシピの2パターンを紹介されているので、2種類作って自分の好みを知るのも楽しそうだな、と思いました(^^)
③しょうがのウォッカ漬け
全てのしょうがを使ってしまうのではなく、一部は長く使えるように保存したいな~と思い、普段から愛用している野菜の保存や料理に関してまとめた本を開いて見つけたのがしょうがのジン漬け。
ウォッカでもOKとのことだったので、自宅にたまたま保管していたウォッカを使って漬けてみました。
しょうがを洗って適当なサイズに切ってジンやウォッカに漬けるだけという、疲れていてもできるありがたレシピ。簡単なのに、この状態で1年ほど保存できるそうです。
さらに、このウォッカ(あるいはジン)漬けはしょうがを保存できるだけでなく、液はモスコミュールの素になるのだそうです…!
自家製モスコミュールが楽しめるなんて、なんだか贅沢ですよね…♪
参考
上記でも紹介した、日ごろ愛用している野菜の保存や料理についてまとめた本はこちらです。こちらで紹介されているレシピ、お手軽かつおいしいものが多いので、畑をされている方に是非お勧めしたい一冊です。
ちなみに私が愛用しているものは1つ古いもので、レシピの数が60ほど増えてボリュームアップした決定版が出ています(^^)