以前、ブログで大規模な災害が発生した場合に利用できる「災害用伝言ダイヤル(171)」について書かせていただきました。
こちらは被災地の方々が安否情報などを録音・再生できるボイスメールとして利用することができるので、いざと言う時のために使い方を確認したり、使用する電話番号を決めておいたりすることをお勧めさせていただいたかと思います。
この災害用伝言ダイヤル、とても心強いと思うので、是非たくさんの人に使えるようにしていただけたらな、と思っているのですが、災害直後、使うことができなかった、という話を耳にしたので、このように記事を書かせていただいています。
家族がばらばらに過ごしている時間に災害が発生し、すごく不安な状況の中、頼みの綱の災害用伝言ダイヤルが使えなかったら、私、パニックに陥ること間違いないと思うのです…
災害用伝言ダイヤルは被災地外の伝言センターにつながるため、回線が込み合っても、比較的つながりやすいようなのですが、被災した際、万が一災害用伝言ダイヤルがつながらなかったら、不安が増幅しますよね。
災害用伝言ダイヤルがつながらなかった時のためにしておきたいこと
災害用伝言ダイヤルがつながらなかった場合の備えとしてやっておきたいことは、あらかじめ行動を家族で決めておく、ということ。
例えば子供たちだったら、学校で待機する可能性が高いので、「毎日朝9時と午後3時に正面玄関で10分待とう」のような約束をしておくのです。
そうすれば、災害用伝言ダイヤルが使えなくても、出会える可能性が高くなります。
この約束は紙に書いて、防災バッグの中に入れておくと安心です。
備蓄以外の備えも大切に
防災と言うと、どうしても食材のストックや、電気や水がストップした時の対応などを思い描きがちですが、「こういう時にどうしたらいいか」という知識のインプットや、行動を決めておくことなど、物を備える以外にもしたいことはたくさんあるな、と思います。
便利な世の中なので、災害が起きた時に何に困るのかイメージがつきにくく、対処法をあらかじめ考えておくことにも限界があるのかな、とは思うのですが、「こういう時にどうしたらいいと思う?」とアイディアを出し合う癖が付けられるといいのかな、と思っています。
我が家もいろいろと備えはしているものの、まだまだ抜け・漏れが多いな~と思うので、情報収集しながら、自分たちに必要な知識をつけていきたいな。