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【思考をプラスにしてくれる本】便利は善なり?山本ふみこさんの『不便のねうち』が私に教えてくれたこと

【思考をプラスにしてくれる本】では思考がマイナスに陥ってしまったり、なんとなく元気がでなかったりする時に活力をくれる本を紹介します!

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『これがあると便利!』と紹介され、販売されているものたち。

それを手に取るだけで、新しい世界が開けるような、そんな気持ちになって、気持ちも上がる。私は『便利』とという言葉にとっても弱かったなと思います。

例えば、以前、ころっころの、ちょうどカステラボールくらいの大きさのおにぎりを作るための道具を持っていました。少量のご飯をその道具に入れてフリフリするときれいな丸いおにぎりができるので、キッチンにいくつか置いてました。

フリフリしておにぎりを作る道具は、複数あっても実際に使うのは1つだけだし、なんなら手で作れる...狭いキッチンの狭い引き出しに、毎日作るわけでもないいころころおにぎりの道具が場所を取っている、しかもおにぎり以外に用途がない…そんな思考がぐるぐる回っていたある日、

『処分しよう!』

と決意し、手放しました。

これがきっかけだったわけではありませんが、ちょうどこの頃から断捨離を意識した生活が始まったように思います。5年くらい前かな。30代前半のころです。

 

その後私の断捨離生活が加速し、世間の皆さんがどんなふうにご自宅を、そして生活を整えているのかを、本を通して勉強させていただき、自分の生活にも適用してみたり、合わなかったら省いてみたりして過ごしていた際に出会ったのが、山本ふみこさんの『不便のねうち』という本。

この本は私に、新しい豊かさのイメージを持たせてくれた本。便利なものや、効率的になることだけを追い求めるのが正解で善、というわけではないんだ、と思わせてくれた、そんな本だったなと思います。

少し便利になっただけで、時間に余裕ができて、生活が豊かになったような気持ちになるから、『不便』ってマイナスなイメージだと思うんです。『便利』を求める現代では、『不便』は悪役かな、と。

でも、山本さんは不便さも(山本さんは『不便』だなんて思っていないかもしれませんが…笑)ひっくるめて物を愛しておられて。それが本の中からたくさん伝わってくるんですよね...

不便だと時間がかかったり、労力が必要だったりするけども、その時間をどんな心の持ちようで過ごすかが、豊かさをもたらすのかも。

まだまだ私の断捨離生活は続きますが、モノを処分するときも、モノを手に入れるときも、それが自分にもたらしてくれる豊かさに目を向けて判断していきたいな。

 

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