4月は酒粕の月でした。酒粕チーズケーキをいただいたり、酒粕そのものをいただいたり。単純な性格なので、『酒粕をいろいろな料理に使いなさい』という天からのメッセージか!?と思い、興味のあるメニューから試してみました。
酒粕レーズンとか。
酒粕バターとか。
酒粕パウンドケーキとか。
どれもおいしかったけど、味+手軽さの観点から採点するのであれば、酒粕バターは最強だったな。
そして、『再挑戦します!』と言っていた酒粕レーズンを使った酒粕レーズンパウンドケーキ。
あれから一か月ほど経ってしまいました(笑)
何もしていなかったわけではなく、ちゃんと作ったのです!投稿が遅いだけです(笑)
酒粕レーズンを大量に投入したことや、酒粕ペーストをベースとした酒粕レーズンだったので水分量が多すぎたことが原因と思われますが、カットしたときにボロボロと崩れる感じがあったので、次に作る時には、
①酒粕レーズンに酒粕を加えて水分量を減らす
②酒粕レーズンを酒粕とレーズンに分けて、それぞれベストなタイミングで投入する
③焼きあがったら一日置く(誘惑に負けない!)
という3つのことを実践して改良したい!という野望を抱いていたわけです。
改良版酒粕レーズンパウンドケーキの感想
レシピは前回使用したものと同じ、こちらのレシピ。
酒粕の量はレシピ通り。レーズンの量は、酒粕レーズンに残っているレーズンが少なかったこともあり、37gとちょっとだけになってしまいましたが、新たにレーズンを追加することはせず、この37gを投入しました。
なので、焼く前に酒粕レーズンのレーズンを投入する以外はレシピ通り作った、ということになります。
結果どうだったか、というと、ボロボロと崩れることはもちろんのこと、ぱさっとした感じもなくなりました。写真だとわかりにくいかもしれませんが…このパサつきがなくなったことによって、私の大好きなしっとりとしたパウンドケーキの感じになりました。味も酒粕の優しい感じ(^^)
ちなみに酒粕レーズンパウンドケーキを焼いた翌日はチョコタルトも作ったので、なんかゴージャスなプレートになりました♡
酒粕レーズンを使用する上で大変だなと思ったこと
酒粕レーズンを使用してパウンドケーキを焼く、というのが目標なわけなのですが、実践項目②『酒粕レーズンを酒粕とレーズンに分ける』という項目がものすごく難しかったのです。レーズンに酒粕がまとわりついているのだもの…(涙)かといって水で流すのもどうなのよ、ということで、まとわりついた酒粕は、見えないことにしました(^^;;
このまとわりついた酒粕、パウンドケーキにどのような影響があるかな、と思っていたのですが、パウンドケーキの中に、とっても柔らかい箇所がところどころあったので、おそらくはそれらが生地に混ぜ込まれなかった酒粕ペーストの名残だったのではないかな、と思っています。
『酒粕ペーストの塊がそのまま入っていたら、そこだけアルコール感すごいじゃないの!?』と思われるかもしれませんが、そんなことはなくて。アルコール感はすっかりなくなって、柔らかいところがちょっとある、っていうくらいです。そこだけ味に違和感がある、ということもなく、ただそこだけ食感が違う、という感じ(笑)
酒粕レーズンパウンドケーキ、どう作るべきか
そこまで酒粕レーズンパウンドケーキにこだわらなくても…と思いつつ、このように研究するのが好きなもので、次、どういう風に作るかなって考えています。
やはり生地の食感は均一にしたい。
レーズンを水かお酒で洗うのがいいかな~と思ったり。洗い流される酒粕がもったいないけども…それ以外思いつかない、まとわりついた酒粕を落とす方法…
にしても楽しすぎる、料理研究…♡