気温の上がり方や空気感から、少しずつ夏の気配を感じる今日この頃。
日も長くなってきたので、子供たちにとっては外で遊ぶ時間がたくさん確保できて、楽しそうなのですが、この時期から心配になるのが熱中症。
突然気温が上がると、暑さに不慣れな体にはかなり負担が大きいはず。学校までの距離が長い我が子たちの体が心配です。
夏に限らずですが、我が家はほとんど毎朝、おみそ汁を登場させます。
塩分と水分を同時にとれるし、野菜やキノコ、海藻類も一品でとれるおみそ汁。ありがたき一品です!!
身体を支えてくれるおみそ汁なのですが、我が家は時々、酒粕を入れています。
今日は私がおみそ汁に入れている酒粕と、その使い方についてお伝えしていきます。
酒粕のいいところ
酒粕にはレジスタントプロテインという成分が含まれているのですが、レジスタントプロテインは、脂質や糖質の吸収を抑えてくれたり、血中コレストロールを下げてくれる、というメリットがあるんです。
また、通常のタンパク質は胃で消化されるのですが、レジスタントプロテインは消化されず、腸まで届いて腸内細菌の餌になってくれるということで、たんぱく質でありながら食物繊維と似た働きをしてくれる、一石二鳥の食材なのです。
どんな酒粕をおみそ汁に入れている?
よくスーパーで見かける酒粕は板状のものや、固まりになったものが多いのではないかな、と思いますが、使いやすいようペースト状になったものもあります。
下の写真、左が板状のもの、右がペースト状のものです。
私は両方のタイプの酒粕を使います。おそらく商品によるとは思うのですが、なんとなくペーストのほうがアルコールの香りが強いかな。
おみそ汁に酒粕を入れる時の使い方
おみそ汁に酒粕を入れたい場合、使う酒粕の種類によって使い方を変えています。
板状の酒粕を入れる場合
板状の酒粕の場合、そのままポンと入れてもなかなか溶けにくいです。
以前そのまま入れてみたら、息子のお椀にかたまりのまま入ってしまっていて、すごく嫌がられました(笑)
なので、下記のようなことをしてから入れています。
①酒粕+かぶるくらいのお水をレンチン
耐熱容器(私はお茶碗使ってます)に酒粕と、かぶるくらいのお水を入れて、600Wで40秒~1分加熱してから、おみそ汁の鍋に入れる、という方法です。
こうすることでふわっとほどけるので、スプーンで軽く溶かしてから鍋に入れます。
②酒粕+熱湯を混ぜる
酒粕をお椀など小さな容器に入れて、そこに熱湯を入れ、スプーンで混ぜて軽く溶かしてから鍋に入れる方法です。
水と一緒にレンチンする方法に比べると酒粕が溶けにくいですが、熱湯を入れてからしばらく放置している間に、溶けやすくなります。
酒粕ペーストを入れる場合
これはすごく簡単で、このように、鍋の中に絞り出すだけ(笑)
上に絞り出したものは勝手に溶けていくので、めちゃくちゃ楽です。
酒粕を入れるタイミングと入れた後
酒粕はアルコール分を含んでいるので、できるだけアルコール分を飛ばしたい方は、野菜と同じタイミングで投入します。
我が家も子供たちが食べますので、一番初めから入れています。
そして、野菜に火が通ってからも、気持ち長めに加熱することで、アルコール分を飛ばしています。
酒粕と相性の良い具材
酒粕と相性がいいな~と思う具材はサツマイモ!
サツマイモと酒粕が一緒になると、なんだかとてもやさしい味わいになります。
私の次男はおみそ汁があまり好きではないのですが、サツマイモが入った豚汁はすごく好きなので、豚汁ほど具材の種類は多くはないのですが、酒粕と一緒にサツマイモ、キノコ、玉ねぎ、豚肉を入れたおみそ汁をよく作っています。
酒粕を食事に取り入れたい
酒粕って何となくハードルが高い食材のように感じていましたが、おみそ汁に入れる、という方法はなかなか手軽で、体にも配慮できている感じがいい!と思っています(笑)
おみそ汁なら頻繁に作るかと思うので、酒粕が消費しきれない、ということもないと思うんです。頻繁に作れば、使い慣れるのも早いですしね(^^)
余談
夜おみそ汁を多めに作って、朝は温めるだけ、という感じにしています。
ちょっとずつおかずも残しておけば、朝は温めて器にのせる・入れるだけ、という手軽な朝ごはんになるから、前日の自分に感謝できます(笑)
私が使っている酒粕ペースト
私が使っているのはおたまやの酒粕ペーストです。冷凍保存も可能なので、味噌を仕込むための材料を購入する際、一緒に購入しています。
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